アースナビ推進工法協会

管推進施工のご紹介

アースナビ推進工法協会では、掘進機位置推定装置「Sリード」を使用してラムサス工法協会およびドルフィン工法協会と連携して推進施工を行っております。

掘削機へのSリード搭載方法についてはこちらのページでご確認ください。

アースナビ推進工法の施工は協会所属の施工会社が行います。 ※協会所属の施工会社一覧はこちら

※Sリードはその他工法の先導体でも使用可能です。
Sリードについては、こちらをご確認ください。



アースナビ推進工法の特徴

  • アースナビ推進工法では、掘進機の位置を計測する装置としてSリードを使用しています。
  • 直線施工、曲線施工のどちらの施工にも対応いたします。
  • レーザ光が届かない長距離直線施工なども対応可能です。
  • 協会専門技術員が現場関係者と連携して手厚い施工支援をおこないます。

  • アースナビ推進工法の施工実績

    2012年から使用開始されて2023年までに160件以上の施工実績があります。
    こちらで現在までの施工実績データから施工地域や土質、線型を検索することができます。
    Sリード施工実績数推移"

    アースナビ推進工法施工の流れ

    アースナビ推進工法で施工を行う場合の流れについてご紹介します。


  • 施工見積りのご相談
    施工実績をご確認いただいた上で、こちらの入力フォームにてご相談ください。


  • 施工リスクアセスメント
    元請け会社またはコンサル会社から受領した図面などの情報をもとに、
    施工を実施する上での危険性の確認や測量ミスなどが無いかについて、協会の専門技術員が調査いたします。
    リスク分析には、こちらのリスク値計算機能付き分析専用シートを使用します。

  • リスク分析シート

  • Sリードの出荷検定
    施工に使用するSリードを対象に協会指定工場にて検定技術員による出荷検査を行います。
    現場で使用するケーブル類についても同様に出荷検査を行います。

  • 指定工場での出荷検定の様子

  • Sリードの出荷と現場乗り込み
    施工に必要な機材や設備などを現場に運び入れ、施工の準備を行います。
    計測装置であるSリードは、指定整備工場もしくは先導体の整備工場から搬送されます。

  • 整備工場からのSリード出荷

  • 技術員による事前説明
    技術員が現場に出向き、現場関係者との打合せを通じて施工方針などを確認いたします。
      ※場合により電話やTV通話などで遠隔対応させていただく場合があります。

  • 技術員による事前説明の様子

  • 技術員による計測環境設定
    技術員が現場で使用する計測装置の環境を設定します。
    また、計画路線の第1直線の基線方位をSリードに覚え込ませる初期方位計測を行います。
    ※場合により、現場環境をリモート操作で設定する場合があります。

  • 初期方位計測の様子

  • 推進施工開始
    施工開始後、協会専門技術員はSリードの計測結果の妥当性を確認して現場を退出します。
    現場退出以降はリモートによる現場施工管理に切り替わります。

  • Sリード計測結果妥当性確認の様子

  • 施工期間中の対応
    協会専門技術員が現場オペレータと連携して現場施工のリモート管理を行います。
    第1直線区間では、先に設定した基線方位の妥当性をレーザを基準に確認し、場合により方向性を補正します。

    直線施工では、前述の確認区間およびレーザトランシットの光が消失する時点から到達までのリモート対応を行います。
    曲線施工では、施工開始時から到達まで全区間でリモート対応を行います。

    協会専門技術員は、日々のリモート管理状況を協会事務局に報告します。

  • オペレータによるSリード計測結果の確認
    リモート管理の様子

  • 施工完了
    先導体が最終到達立坑に到達後、先導体やケーブル類の回収を行うとともにSリードの環境も片付けて整備工場へと返却します。
    協会専門技術員は日々の報告を整理した上で、最終的な施工完了報告書を作成して協会事務局を通じて施工会社に提出して施工のリモート対応を完了します。
  • 先導体到達
    施工完了報告書の例